スキー板はウエアなどと同様に、スキー場でレンタルできます。ブーツやポール(ストック)とセットで借りられるプランが主流です。
以前はレンタルのスキー板はあまり性能がよくないと言われていましたが、最近は一流ブランドの製品を貸し出すスキー場も増えてきました。
今回はスキー板レンタルの最新事情(レンタル方法、料金など)とともに、レンタルが充実している「スキージャム勝山」(福井県勝山市)のレンタルスキー板の2024/25シーズン最新情報についてご紹介していきます。
この冬は、スキー板レンタルを上手に活用して、ウィンタースポーツを満喫しましょう!
スキー板レンタル最新事情
まずは、昨今のスキー板レンタルの最新事情についてご紹介。その後、スキージャム勝山のスキー板レンタルについてご案内します。
スキー板をレンタルするメリット
(1)荷物が少なくて済む
大人用の標準的なスキー板はメンズ、レディース、ともに長さは1.4m以上、重さは2kgほどあります。
スキーに行くときは、専用のスキーケースに入れて持ち運びますが、スキー専用のブーツなども必要なので、スキー旅行はどうしても大荷物になりがち。
現地でスキー板やスキーブーツをレンタルすれば、荷物を大幅に減らすことができて、快適なスキー旅をエンジョイできますよ。
(2)経済的にもメリット
スキー板をビンディングとセットで購入すると、安いものでも3万円はします。ちょっとこだわれば、すぐ10万円の大台に…。
一方、レンタルなら、ブーツと合わせても5,000円程度。「スキーに興味はあるけれども、続けるかどうかわからない」「1年に何度もスキーに行くつもりはない」という方はレンタルスキー板を活用するほうが断然お得です。
(3)最新のスキー板をレンタルできる
以前のレンタル用スキー板というと、かなり使い古されたものや、あまり性能のよくないものが大半でした。しかし、近年は、カービングターン(雪面を強く捉えて雪を切って進むターン)が容易にできる「カービングスキー」がほとんど。
しかも、スキー場直営レンタルショップを中心に、アトミック、サロモン、ロシニョールといった一流ブランドのスキー板を取り揃えているところも増加傾向。さらに、エキスパートモデルとして、追加の料金を払えば、最新機種を借りることができるところも増えています。
(4)お子様にはジュニアレンタルを活用
お子様は成長が早いため、せっかくスキー板セットを購入しても、翌シーズンにはサイズアウトしてしまうということも多々あります。
1シーズンの滑走日数次第ですが、数日であれば、サイズバリエーション豊富で、比較的新しいスキーギアを借りられるレンタルショップを上手に活用しましょう。
主なスキー場のスキー板レンタル料金の相場
参考として、国内の主なスキー場のスキー板のレンタル料金(大人1名・1日)をご紹介します(2024年12月現在)。
苗場スキー場(新潟県) | スキー板:3,800円 スキーセット:6,000円 |
上越国際スキー場(新潟県) | スキー板:4,000円 スキーセット:6,000円 |
ガーラ湯沢スキー場(新潟県) | スキー板:4,000円 スキーセット:6,500円 |
志賀高原 焼額山スキー場(長野県) |
スキー板:3,500円 |
斑尾高原スキー場(長野県) | スキー板:5,350円 スキーセット:6,700円 |
レンタルスキー板の選び方
(1)基本は3点セットで借りる
レンタルショップでレンタルする場合は、スキー板(ビンディング付き)・ブーツ・ポール(ストック)の3点セットが基本です。
フィッティングがもっとも重要なブーツだけは購入して、あとはレンタルという方もいますが、初心者はまずはオールレンタルで十分でしょう。
(2)スタッフまかせで大丈夫!
「選び方」というと、初心者は心配に思うかもしれませんが、滑走レベルに加えて、身長や体重、足のサイズを伝えれば、あとは、スタッフが選んでくれるので安心です。
なお、スキー板のレンタルには「滑走レベル・身長・体重・足のサイズ」が必要になります。自分のサイズはわかっても、子供のはわからないというパパ・ママも多いので、事前に把握しておきましょう。
(3)細かい要望があれば伝える
長いスキー板を使いたい、逆に短いほうがいい、などの希望があれば、スタッフに相談してみましょう。
スタッフが安全と判断した範囲であれば応じてくれるかもしれません。 また、スキーブーツに関しては、初心者には着脱がしやすい「リヤエントリータイプ」をおすすめされます。
中級以上向けの「フロントバックルタイプ」のブーツを用意しているスキー場もありますので、フロントバックルタイプを希望される場合はこちらもスタッフに相談してみましょう。
スキー板をレンタルする方法
スキー板をレンタルする方法には、主に3つのパターンがあります。(1)スキー場で借りる、(2)ツアーの場合はオプションで申し込む、(3)webレンタルショップ等で事前に借りる。
それぞれについて紹介していきましょう。
(1)スキー場で借りる
スキー場に行った際に、ご自身でレンタルする方法です。最近は、事前にスキー場の公式サイトなどで予約ができるところも増えてきたので、混雑回避のためにも、事前申し込みを活用しましょう。
なお、比較的、スキー場直営のレンタルは新しいギアを揃えているところが多いですし、荷物を運ぶ手間を考えると、スキー場のベースにある直営レンタルショップを利用するのが断然、おすすめです。
(2)ツアーの場合はオプションで申し込む
スキー&スノーボードツアーで来場される場合は、オプションで、レンタル付きに変更できることが多いので、有効に活用しましょう。
また、ツアーのオプションで申し込むと、スキー場直営のレンタルショップで貸し出しされることがほとんどなので、比較的、新しいギアを借りられる点も大きなメリットと言えるでしょう。
(3)webレンタル店などで事前に借りる
ネットで検索すると、レンタル専門のショップが多数あります。シーズンレンタルだったり、数日間のレンタルだったり、その種類は様々ですが、自宅に届くことがほとんど。
移動の手段が車ならあまり気にならないかもしれませんが、電車の場合はスキー板を持って混雑した駅構内を歩くことを想定して判断しましょう。
また、購入する場合同様、シーズンに何回滑りに行くかで、どちらがお得かが変わってくるので、購入vs通常レンタルvsシーズンレンタル、といったところで検討してみてください。
スキージャム勝山のスキー板レンタル最新情報
ここからは、レンタルが充実している「スキージャム勝山」(福井県勝山市)のスキー板レンタル最新情報をご紹介していきます。
レンタルスキー価格表
スキージャム勝山のレンタル用品の料金は下記の通りです。
■スキーセット (スキー板+ブーツ+ストック) |
大人:5,500円 ジュニア:4,000円 |
■ウエア上下 | 大人:4,500円 ジュニア:3,000円 |
■フルセット (スキーセット+ウエア上下+小物セット) |
大人:13,000円 |
詳しい料金は、下記レンタル詳細ページの価格表をご覧ください。
アトミック等のカービングスキーを1,200セットご用意
スキー板は最先端の技術を誇る一流メーカー「ATOMIC(アトミック)」のカービングスキーなど、1200セットを在庫としてご用意しております。
カービングスキーとは、かつては上級者のテクニックだった雪面を強く捉えて雪を切って進むカービングターンを容易にした、現在主流のスキー板です。
サイズは大人用が140~170cm(10cm刻み)、ジュニア用が90~130cm(10cm刻み)と豊富に取り揃えております。
あなたにピッタリのスキー板を選定
スキー板の長さは身長のマイナス15~10cmを推奨しています。お申し込み時の情報に基づいて、スタッフがあなたにピッタリのスキー板を選定します。
また、スキー板のビンディングは転倒時の怪我から身を守るための重要な装置です。滑走レベルや体重に合わせて調整します。スキージャム勝山では、ビンディングの調整は認定セミナーを受講した技術者(S-B-B認定整備技術者)をはじめ、熟練のスタッフが実施しています。
メンテナンスもばっちり
レンタルスキー板のエッジはシーズンイン前に角度を含めしっかりと磨き上げています。滑走面は月に1回程度ワックスなどのメンテナンスを実施し、快適に滑れる状態を維持しています。
スキーからボードに変更できる!
「午前中はスキー、午後はスノーボードを体験したい」などをご希望のお客様は、スキーレンタルをボードレンタルに変更できる「チェンジレンタル(1回3,000円)」をご利用できます。
もちろん、ボードレンタルからスキーレンタルへの変更も可能です。
一式揃う「フルセットレンタル」も!
スキージャム勝山では手ぶらでスキー場に来れる「フルセットレンタル」をご用意しています。
「フルセットレンタル」とはスキーorスノーボードセット、スキーウエア上下セット、グローブやゴーグルなどの小物を揃えた用品がワンセットになっており、とってもお得なパックです。
しかも、小物は返却の必要なし。レンタルとはなっていますが、そのまま、お持ち帰りいただけます。
プロショップで万全のサポート
スキー・スノーボード用具の選定などで迷われた場合は、リゾートセンターの中にプロショップがございますので、お気軽にご相談ください。
ウエアを含めレンタルグッズが充実
スキージャム勝山のレンタルショップではスキー板セットだけでなく、スノーボード板セット、スキーウエア(600着)、ヘルメットなどのレンタルも充実しています。
ジュニア用のスキー・スノーボードレンタルも様々なサイズを取り揃えております。
スキージャム勝山はショップも充実
ショップリリウム
「ショップ リリウム」ではレンタルショップでは貸し出ししていないインナーや靴下、帽子などを多彩にラインナップ。Burton、Anon、POCなどのトップブランドから、お手頃な価格で購入できるゴーグル、クローブまで充実の商品群です。
ほかにも、patagonia、ニューエラ、モンベルなどのアパレルも充実しており、あなたの“欲しい”がきっと手に入るリゾートショップです。
BURTON SKIJAM KATSUYAMA
「BURTON SKIJAM KATSUYAMA」は西日本のリゾートでは唯一のゲレンデ直結のパートナーストアです。
世界的にも有名ブランドBURTONならではの高機能な板やブーツはもちろん、アパレル、ゴーグル、グローブ、ヘルメットやアクセサリー・バッグなど、雪山でのスキー&スノーボードを楽しく快適にするアイテムをすべて網羅しています。
Anonのゴーグル&ヘルメットもラインナップ!
BURTON SKIJAM KATSUYAMAでは、BURTONから生まれたヘルメット&ゴーグルの人気ブランド「Anon(アノン)」の取り扱いもございます。幅広いラインナップをぜひご堪能ください。
レンタルの流れ
最後に、スキージャム勝山でのレンタルの流れをご紹介します。滑走当日スムーズにレンタルをして、なるべく長い時間ゲレンデで滑走できるように、事前に流れを把握しておきましょう!
事前準備
スキー道具は滑る人の身長や体重などで、板・ストックの長さやビンディングの設定値が異なります。
フィッティングスタッフがお客様に合わせた調整を行いますが、事前にご自身の身長、体重、足のサイズなどを把握しておくと、レンタル時の手続きがスムーズです。
スキージャム勝山ではレンタル品のWEB受付も行っておりますので、滑りに行く日が決まったら、WEB受付をしておくと、さらにスムーズです。
WEB受付はこちらのリンクからお申し込みください。
スキー場で
スキージャム勝山に到着したら、レンタルプラザにお越しください。レンタルプラザ到着後の流れをご説明していきます。
(1)到着したら
WEBで事前にレンタル申込をされたお客様は、メールに届いているQRコードを読み取り機にかざしてください。事前申込のないお客様は専用端末で必要事項を入力していただきます。
(2)お支払い
事前申込で「お支払い方法」を「現地決済」にされた方は現地で現金、QRコード決済、電子マネー、交通系IC、クレジットカード等を選択できます。
事前申込で「お支払い方法」を「クレジットカード」にされた方は現地でのお支払いは不要です。
(3)レンタルウエアに着替える
お好みのレンタルウエアを選びます。試着ができますので、サイズやデザインなど、お気に入りの一着をお選びください。選んだあとは更衣室で着替えます。
(4)ブーツを選ぶ
貴重品以外はロッカーに入れ、ブーツコーナーでレンタルブーツを選びます。試履をして、サイズ感を確認してください。
(5)スキー・スノーボード板を選ぶ
ブーツが決まったら、ブーツを手で持ってスキー&スノーボード板のコーナーへ。板のビンディング調整を行います。
※スノーボードレンタルの場合はブーツを履いてから板を受け取りましょう。
(6)ポール(ストック)を選んでゲレンデへ!
レンタルプラザ入口に様々なサイズのポールをご用意しております。一般に、直立してストックを持ったときに肘が90度になる長さがピッタリと言われています。
(7)リフト券の買い方
リフト券はすべての準備が完了したら、リフトに乗る前にお買い求めください。なお、「手ぶ楽パック」をご利用のお客様は、レンタルプラザ受付時にお渡ししております。
(+α)キッズ&初心者ゲレンデの「ビキッズパーク」もあります!
お子様が安心して滑れる人気のキッズパーク「ビキッズパーク」もありますので、ぜひお楽しみください!
動く歩道のムービングベルトを使えば、リフトに乗れなくても、楽々ゲレンデを登れます。ビキッズパークご利用のお客様はそりレンタルが無料になる点も要チェックです!
ビキッズパークについて詳しくはこちらをご覧ください。
滑り終わったあとは
たっぷり滑ったあと、日帰りのお客様はレンタルプラザにウエアやスキー板をご返却ください。宿泊のお客様は宿泊先にお持ちいいただきます。
お預かりの場合はクロークにて1泊1,000円でお預かりいたします。
断然お得なWEB前売券販売中!
事前にWEBでリフト券を購入すると、当日は自動発券機でリフト券がもらえるので、リフト券売場に並ばず、すぐにリフトに乗車できます!
WEBリフト券のご購入はこちらをご覧ください。
ぜひ、この冬はレンタル充実のスキージャム勝山で、最高のウインターライフをお楽しみください♪