スキー・スノーボードを楽しみたい!!誰もがそんな思いで雪山に向かいますよね。
ケガなどせずまず楽しむためにはしっかりとした準備が必要です。
スキー・スノーボードに限らず、スポーツ全般においても頭部の保護は重要です。そんな大事な頭部をケガなどから守るヘルメットの準備はもうお済みですか?
年に何度もスキーやスノーボードをする方であればヘルメットを購入する方がお得ですが、ときどきしか滑らない方や、荷物を少なく手軽に楽しみたい方にとっては、レンタルが断然おすすめです。
そこで今回は、スキー・スノーボードのヘルメットのレンタル情報(種類、レンタル方法、料金など)について解説します。
また、レンタルが充実しているスキージャム勝山(福井県勝山市)の2022-23シーズンの最新レンタル事情についてもご紹介します!
スキー・スノーボードのヘルメットって?
最近ゲレンデでは、ヘルメットを着けたスキーヤー、スノーボーダーを多く見かけるようになってきました。
しかしそんなにパークに入らない、トリックや技などをしないから必要がないと思っている方もいると思います。
そこで、ここからは子供や初心者の方をはじめ大人の方にも、ぜひ着けて欲しいヘルメットについて詳しく解説していこうと思います。
ヘルメットの重要性
スキー、スノーボードにおいてヘルメットを着けて滑走する人とはどんなイメージでしょうか?
「パークに入る」「トリックやジャンプをする」「海外のスキーヤー、スノーボーダー」など、上手なスキーヤー・スノーボーダーが装着しているケースが多く、カッコよくおしゃれなイメージを持っていると思います。
ヘルメットを着けて滑走する人は全て「安全に滑走を楽しむ」ことを第一に考えおり、上手なスキーヤー・スノーボーダーほど、その意識が高いのです。
海外ではスキーヤー、スノーボーダーのほとんどがヘルメットを着けて滑走していますが、日本ではまだまだヘルメットを付けず楽しんでいる方が多くみられます。 スキー、スノーボードは、バランスを崩すことで転倒や他の人との衝突など多くの危険性が潜んでいます。その危険性は必ずしもプロや上級者だけに限らず子供や初心者の方まで起こりえるのです。
このようなことから身体の中でも特にヘルメットで頭部を守るということは、安全に楽しく滑走を楽しむ上で最優先で必要なことなのです。
ヘルメットの選び方
ここでは、ヘルメットの選び方について解説していきます。
自分に合ったサイズを
スキー、スノーボード用のヘルメットは、スポーツ量販店や専門店で販売されています。 一般的なヘルメットとの違いは、滑走中の頭部のフィット感と強度、そして軽量に特化し作られている点です。
滑走中にグラグラと頭の中で動くようなサイズの合わないヘルメットでは、滑走に集中できない上にズレによって逆に視界を遮ってしまいとても危険です。 スキー、スノーボード用のヘルメットは頭部とぴったりフィットことが重要ですので、実際に店頭で試着してみることをおすすめします。
最近ではダイヤルフィットシステムというダイヤルを調節して自分好みに簡単に頭部をフィットさせる機能があるヘルメットや、メーカーなどによってはJapan Fit(日本人専用設計)のヘルメットも販売しています。
防寒性
ヘルメットはビーニー(ニット帽)よりも防風性・防寒性が高いのも特徴で、滑走中頭部の寒さを感じません。ニット帽は降雪などで雪がつきやすく、場合によっては濡れてしまうこともありますが、ヘルメットなら雪がつきにくく、濡れても平気なので快適です。
好きなデザインでウェアとコーディネート
ヘルメットは安全性だけでなく、ファッション性も向上させてくれます。デザインやカラーバリエーションで自分のウェアや小物と一緒にヘルメットもコーディネートしましょう。 つばがついたものや、白黒以外にもビビッドな色のヘルメットなど、メーカーごとに特徴のあるデザインやカラーがあるので、あなたのセンスにぴったりの1品もきっと見つかるはずです!
ウェアラブルカメラなどの装着ができる
最近は自分の滑走の様子を動画撮影・編集し、SNSなどに投稿する人が増えています。スティックをもって撮影している人も見かけますが、滑走中に両手が塞がると危険性が高くなります。
そんな時でも、小型のアクションカメラなどをヘルメットに装着することで、ボタンを押して滑走するだけで、両手を塞ぐことなく自由に撮影ができます。
ゴーグルの付け方は?
吹雪や晴天時の日焼けから目を守るゴーグルは一般的にはヘルメットの上から着けて滑走します。ゴーグルをヘルメットの上から着ける時にゴーグルのベルトを留めておけるゴーグルストッパーが付いていると、転んでしまった時の衝撃でヘルメットからゴーグルが飛ばされる心配がなく探す手間も省けます。
また、ビーニー(ニット帽)の上からゴーグルを額にあげたままにすると、体からの熱などでゴーグルが曇ってしまいがちです。一度レンズが曇ると視界が悪くなりレンズを拭く手間もかかります。ヘルメットは頭部との密着性も高いので、額との気密性もあり、ベンチレーション(通気口)もあるのでゴーグルをあげても曇りにくく快適に滑走できます。さらに取り外し可能のイヤーパッドが付いているヘルメットなら、極寒時でも春先の暖かい時でも使用できます。
レディース・キッズ用ヘルメット
最近のヘルメットはデザインやカラーバリエーションも様々あります。女性用の小さめのサイズ展開やパステルカラーなどの淡い色でウェアに合わせやすいものも増えています。
また、かっこいいヒーローやかわいいキャラクターの描かれたもの、大人のデザインをそのままキッズサイズになったヘルメットなどもあるので、キッズの頭部の安全性とテンション、どちらも高く保って楽しめますね。
ヘルメットをレンタルするメリット
ここまでヘルメットの選び方を挙げてみましたが、「そこまでたくさん滑らない」「年に数回しか」「忙しくて買いに行けない」など様々な理由で購入を迷っている方もいると思います。 ここではヘルメットをレンタルすることのメリットをいくつか挙げてみたいと思います。
荷物を減らせる
スキー・スノーボードに行くとなると、人数分の荷物の準備が必要になり面倒ですよね。板やブーツ、ヘルメットなどコンパクトにできないものもあるので荷物のかさばりも大きくなります。泊まりがけのスキー旅行となるとなおさらですね。現地でスキー板やブーツなどとセットでヘルメットもレンタルすれば、少ない荷物で旅行に行けます。
経済的なメリットがある
年に何回もスキー・スノーボードに行くのでなければヘルメットを買うよりもレンタルする方がお得です。また、自宅で保管やメンテナンスをする必要がないのも楽ですね。
スキー・スノーボードヘルメットレンタルの相場
参考として、国内の主なスキー場でのレンタルヘルメット料金(大人1名・1日)をご紹介します。(2022年9月現在)
苗場スキー場(新潟県) | ヘルメット:1,000円 |
上越国際スキー場(新潟県) | ヘルメット:500円 |
ガーラ湯沢スキー場(新潟県) | ヘルメット:1,000円 |
志賀高原(新潟県) | ヘルメット:1,000円【WEB予約割引】レンタル料金 |
鹿島槍スキー場(長野県) | ヘルメットレンタル無し |
白馬五竜スキー場(長野県) | ヘルメット:※HPをご確認ください |
斑尾高原スキー場(長野県) | ヘルメット:1,000円 |
ヘルメット以外の自分で準備したほうが良いもの
購入やレンタルしたヘルメットをそのまま着けて滑走することもできますが、より防寒性や密着性を高めるためにあると便利な小物をいくつか挙げてみたいと思います。 一般的にスキー場では小物のレンタルは取り扱いがない所がほとんどなのであらかじめ準備する方がいいと思います。
インナーキャップ・帽子
中にはビーニー(ニット帽)を被ってからヘルメットを着ける人もいますが、ゴワつきが気になる人はよりヘルメットとの密着性を高めるためにインナーキャップ(薄手の帽子)を被るといいと思います。吸湿速乾タイプのものだと汗をかいても心配がありませんね。
バラクラバ(目出し帽)·ネックウォーマー
バラクラバは、頭部から首まですっぽりと覆い、目の周辺だけくり抜かれた帽子のことを指します。インナーキャップ同様、密着性があり長い髪の女性なども髪の毛をまとめることができるので滑走中にヘルメット内で髪がまとわりつくこともありません。また、首まで覆われているので、ウェアの首元からの雪の侵入を防ぎ防寒にもなりとても便利です。 バラクラバ・ネックウォーマー共に、薄手から厚手のものまでありますので、天気や自分に合ったものを選ぶとよいでしょう。
ヘルメットレンタルの方法
ヘルメットをレンタルする方法には、(1)スキー場に申し込む、(2)レンタル付きのスキー・スノーボードツアーに申し込む、(3)レンタルショップに申し込む、など主に3つのパターンがあります。
(1)スキー場に申し込む
ご自身でスキー場に行った際にレンタルを申し込む方法です。 事前にスキー場のWEBサイトなどで予約しておくとスムーズにレンタルできるでしょう。
(2)レンタル付きのスキー・スノーボードツアーに申し込む
レンタルが含まれているスキー・スノボツアーを活用するとお得です。利用方法はスキー場で申し込む場合と同じ流れになりますが、リフト券や宿泊費とセットになったお得な宿泊プランや日帰りツアーなどがあるので活用しましょう! 特に雪道が不安な女性だけのグループでスキー場に行く場合、バスツアーなどは安心です。
(3)レンタルショップに自分で申し込む
ネットで検索すると、レンタル専門のショップがいくつかあります。送料を支払えば自宅に届けてくれる宅配サービスもあります。 ご自身で手配して、スキー場に持っていく形になりますが、シーズンレンタルができたり、お好みのスキー道具をお選びいただけたりと様々なメリットがあります。 いろいろなスキー場を楽しみたい方や、自分好みの用具を選びたい方など、中級者向けの方法でしょう。
スキージャム勝山のレンタルヘルメットの特徴
ヘルメットレンタル価格表
スキージャム勝山のヘルメットの価格概要は下記のとおりです。
ヘルメット | 大人 2,200円 ジュニア 1,700円 |
スキージャム勝山の大人用ヘルメットはanon.(アノン)を使用しており、品質だけでなくファッション性も抜群です。 詳しい料金はレンタルページの価格表をご覧ください。
スキージャム勝山はショップも充実!
ショップリリウム
スキージャム勝山の売店「ショップリリウム」には、スキー·スノーボード用のグローブ、ゴーグル、帽子はもちろん、ヘルメットも取り揃えています。
ショップリリウムで取り扱っているヘルメットのブランドは「POC(ポック)」「mont-bell(モンベル)」など。
BURTON SKIJAM KATSUYAMA
BURTON SKIJAM KATSUYAMAは西日本のリゾートでは唯一のゲレンデ直結のパートナーストアです。
世界的にも有名ブランドBURTONならではの高機能な板やブーツはもちろん、アパレル、ゴーグル、グローブ、ヘルメットやアクセサリー・バッグなど雪山でのスキー·スノーボードを楽しく快適にするアイテムを全て網羅しています。
BURTON SKIJAM KATSUYAMAではanon.(アノン)ヘルメットも購入できます!
anon.(アノン)は、BURTONから生まれたブランドで、ヘルメットやゴーグルなどを生産しています。
また、BURTON SKIJAM KATSUYAMAではなんといっても購入してすぐスキージャム勝山のゲレンデで使用し試すことができます。オシャレなアイテムを身にまとってスムーズに雪山を楽しめますね。
レンタルの流れ
スキージャム勝山でのレンタルスキーの流れをご紹介します。 滑走当日スムーズにレンタルをして、なるべく長い時間ゲレンデで滑走できるように、事前に流れを把握しましょう!
事前準備
スキー道具は滑る人の身長や体重などで、板・ストックの長さやビンディングの設定値が異なります。
フィッティングスタッフがお客様に合わせた調整を行いますが、事前にご自身の身長、体重、足のサイズなどを把握しておくと、レンタル時の手続きがスムーズになります。
スキージャム勝山ではレンタル品のWEBでの事前申込を行っています。スキージャムに行く日が決まったら先にWEB申込をしておくと、少しでも早くゲレンデに飛び出すことができます!
WEB申込はこちらのリンクからお申し込みください。
スキー場で
スキージャム勝山に到着したら、レンタルプラザにお越しください。レンタルプラザ到着後の流れをご説明します。 ロッカーや更衣室のご用意もありますのでご安心ください!
到着したら
事前にWEBでスキーレンタルを事前申込されたお客様は、メールに届いているQRコードを読み取り機にかざしてください。事前申込のないお客様は専用端末で必要事項を入力していただきます。
お支払い
事前申込で「お支払い方法」を「現地決済」にされた方は現地で現金、QRコード決済、電子マネー、交通系IC、クレジットカード等を選択できます。
事前申込で「お支払い方法」を「クレジットカード」にされた方は現地でのお支払いは不要です。
レンタルウェアに着替える
お好みのレンタルウェアを選びます。試着はできますので、サイズやデザインなどお気に入りの一着をお選びください。選んだあとは更衣室で着替えます。
ヘルメットを受け取る
ヘルメットをご希望の方はブーツコーナーで受け取りが可能です。安全に滑走するためにぜひブーツと合わせてヘルメットも着用しましょう。
ブーツを選ぶ
貴重品以外はロッカーに入れ、ブーツコーナーでレンタルブーツを選びます。試着をしてサイズ感を確認してください。
スキー・スノボ板を選ぶ
ブーツが決まったら、ブーツを手で持ってスキー・スノボ板のコーナーへ。板のビンディング調整を行います。 ※スノボレンタルの場合はブーツを履いてから板を受け取りましょう。
ポール(ストック)を選んでゲレンデへ!
レンタルプラザ入り口に様々なサイズのポールをご用意しております。一般に直立してストックを持ったときに肘が90度になる長さがピッタリと言われています。
リフト券の買い方
リフト券は全ての準備が完了したらリフトに乗る前にお買い求めください。なお、「手ぶ楽パック」をご利用のお客様は、レンタルプラザ受付時にお渡ししております。
キッズ&初心者ゲレンデの「ビキッズパーク」もあります!
お子様が安心して滑れる人気のキッズパーク「ビキッズパーク」もありますので、ぜひお楽しみください!「ムービングベルト」を使えば、リフトに乗れなくても安心してゲレンデを登れます。(ビキッズパークご利用のお客様はそりレンタルが無料になります。) ビキッズパークについて詳しくはこちらをご覧ください。
滑り終わったあとは
たっぷり滑ったあと日帰りのお客様は、レンタルプラザにウェアやスキー板をご返却ください。宿泊のお客様は宿泊先にお持ちいいただきます。お預かりの場合はクロークにて1泊1,000円でお預かりいたします。
断然お得なWEB前売券販売中!
事前にWEBでリフト券を購入すると、当日は自動発券機でリフト券がもらえるのでリフト券売り場に並ばず、すぐにリフトに乗車できます! WEBリフト券のご購入はこちらをご覧ください。
いかがでしたか?ヘルメットは衝撃などから特に大切な頭部を守るために誰にでも必要なアイテムです。
ケガをしてしまってはせっかく楽しみにしていたスキー・スノーボードも台無しです。 日本ではまだまだヘルメットを着けずに滑走する人が多いようです。
転倒などの危険性が高いスキー・スノーボード。怪我のリスクを減らすためにヘルメットをぜひ着用しましょう。
購入やレンタルする場合の選び方など自分に合った方法で参考にしてみてくださいね!