スキー場に行くとなったとき、スノーウエアやスキー&スノーボード用具セットをレンタルするのか、購入するのかは悩ましいところ。費用面だけでいえば、重要なのは「何度滑りに行くか」とレンタル料金、商品の購入費用でしょう。
今回は検討する際の情報として必要な「レンタルの料金相場」について解説。
さらに、レンタル充実で人気の「スキージャム勝山」(福井県勝山市)のレンタル最新情報についてご紹介します。
スキー&スノーボードレンタルとその料金相場
スキー&スノーボード板に必要な用具と料金
(1)ウエアとレンタル料金
スキーやスノーボードをする際の服装は、防寒性や防水・撥水機能のほか、熱を逃す機能などが大切になるので、それらを兼ね備えたスノーウエアの着用は必須です。様々なブランドがあるので、好みのデザインのウエアを選びましょう。
なお、スノーウエアは上下ともレンタルできますが、ウエアの下には汗を蒸発させやすい速乾性があり、保温効果の高い肌着(インナー)、その上に重ね着する保温性が高いフリースなどのミドルレイヤー、厚手の靴下などを準備しておくと快適です。
ゲレンデに一歩出れば、そこは雪山。当然、寒いですし、とくにリフト乗車時は身体を動かさないので、天候によっては凍えるような寒さの日もあります。晴れでも曇りでも、たとえ、雪でも楽しむために、スノーウエアの着用は必須なのです。
スノーウエアのレンタルの相場は4,000円前後のスキー場が多いようです。
スノーウェアのレンタルについては、こちらのページでさらに詳しく解説をしています。
年に何度もスキーやスノボをする方であればウェアを購入する方がお得ですが、ときどきしか滑らない方や、荷物を少なく手軽に楽しみたい方にとっては、レンタルが断然おすすめです。 そこで今回は、スキーウェア・スノボウェアのレンタル情[…]
(2)スキー&スノーボード板とレンタル料金
スキー&スノーボードの板は見た目のデザインだけでなく、長さや形状などの違いがあります。体型や自分が目指したい滑走スタイルに合わせて選ぶのが基本です。
レンタルのスキー&スノーボード板は一般的にオールラウンドに使えるタイプが揃っていますので、まずはレンタルを上手に活用して自分の滑りを磨きましょう!
なお、スキーもスノーボードも板にはブーツを固定するビンディングがセットされていますが、このビンディングの機能がスキーとスノーボードで大きく違います。
スキーは転倒したときの怪我を予防するため、ビンディングにはブーツと板が外れる機能があります。板が外れる力(開放値)の調整はレンタルショップのスタッフがお客様の身長、体重、滑走レベルに応じて調整してくれるので、安心ですね。
スキー(板・ビンディング・ブーツ・ストックのセット)&スノーボード(板・ビンディング・ブーツのセット)のレンタルの相場は4,000〜5,500円のスキー場が多いようです。
スキー板のレンタルについては、こちらのページでさらに詳しく解説をしています。
スキー板はウエアなどと同様に、スキー場でレンタルできます。ブーツやポール(ストック)とセットで借りられるプランが主流です。 以前はレンタルのスキー板はあまり性能がよくないと言われていましたが、最近は一流ブランドの製品を貸し出すスキー場も増[…]
(3)ブーツとレンタル料金
スキーやスノーボードで滑走するためには、専用のブーツに履き替える必要があります。
なかでも、スキーブーツは初心者には着脱しやすいリアエントリータイプがおすすめです。中級者向けのフロントバックルタイプを用意しているスキー場もありますので、レンタルする際に希望があれば伝えるようにしましょう。
ブーツ単品のレンタルの相場は2,000〜3,000円のスキー場が多いようです。
(4)ストックとレンタル料金
スキーでは、身体のバランスを取るためにストックを持ちながら滑ります(スノーボードでは不要です)。
ストックは身長に合わせて適切な長さを選ぶ必要があります。 一般的に直立してストックを持ったとき、肘が90度になる長さがピッタリと言われています。
ストックのレンタルの相場は1,000円前後のスキー場が多いようです。
(5)帽子&ヘルメットとレンタル料金
帽子は単に防寒対策の役割を果たすだけでなく、頭部を保護するうえでも大切なアイテムです。
意外に多いのが、スキー・スノーボードの板で頭を切る事故。板のエッジ部分はいわば刃物のようなものなので、転倒している人に衝突し、板のエッジが頭部に接触すると、頭を切ってしまうことがあるのです。そのような事故を防ぐためにも滑走時には帽子の着用をおすすめしています。
よく使われているのは寒さ対策も兼ねたニット帽(ビーニー)です。
また、帽子に加えてヘルメットのレンタルもあります。安全のため、必要に応じてヘルメットもぜひ活用しましょう。海外ではヘルメットを被ることが常識になっています。
ヘルメットのレンタルの相場は無料〜2,000円と幅があります。
(6)ゴーグルとレンタル料金
雪山での晴天時は、雪面に反射した紫外線などが目に悪影響を及ぼすことがありますが、UVカット機能付きのゴーグルを使用することで予防できます。また、悪天候時の視界の確保にも有効です。
レンズが1枚のものだと温度差で曇ってしまうので、ダブルレンズのものを選ぶといいでしょう。なお、ゴーグルをレンタルしているスキー場もありますが、直接顔に触れる部分でもあるので、購入がおすすめです。
雪山では日光の雪面反射で普段よりも紫外線を浴びることになるので、しっかりと日焼け止めを塗ってゴーグル焼けの対策も必要です。
ゴーグルのレンタルの相場は1,000円のスキー場が多いようです。しかし、ゴーグルのレンタルがないスキー場も多いので事前に調べておくと安心です。
(7)グローブとレンタル料金
スキー&スノーボードを楽しむために、グローブはマストアイテム!
グローブをせずに滑ると、あっという間に手がかじかんでしまうだけでなく、スキー&スノーボードの板を持ち運ぶときにエッジで手を切ってしまうこともあります。スキー&スノーボードを楽しむときは必ずグローブを準備しましょう。
なお、グローブはゴーグルと同様に直接肌に触れる部分なので、こちらもレンタルではなく購入をおすすめします。スマホの操作ができたり、ゴーグルワイパーがついていたりと機能にも注目です。
ゲレンデではスノーボードのビンディングを締めたり、写真を撮ったりと、意外と手を使う場面が多いので動かしやすいグローブを選ぶといいでしょう。 5本指タイプとミトンタイプのものがあり、最近はミトンタイプが流行りです。
また、小さいお子さんは手が冷たくなりやすいので防寒性のあるグローブを選んであげてください。
グローブのレンタルの相場は1,000円前後です。しかし、グローブのレンタルがないスキー場も多いので事前に調べておくと安心です。
レンタルの方法
スノーウエアやスキー&スノーボード用具をレンタルする方法には、主に3つのパターンがあります。(1)スキー場で借りる、(2)ツアーの場合はオプションで申し込む、(3)webレンタルショップ等で事前に借りる。
それぞれについて紹介していきましょう。
(1)スキー場で借りる
スキー場に行った際に、ご自身でレンタルする方法です。最近は、事前にスキー場の公式サイトなどで予約ができるところも増えてきたので、混雑回避のためにも、事前申し込みを活用しましょう。
なお、比較的、スキー場直営のレンタルは新しいギアを揃えているところが多いですし、荷物を運ぶ手間を考えると、スキー場のベースにある直営レンタルショップを利用するのが断然、おすすめです。
(2)ツアーの場合はオプションで申し込む
スキー&スノーボードツアーで来場される場合は、オプションで、レンタル付きに変更できることが多いので、有効に活用しましょう。
また、ツアーのオプションで申し込むと、スキー場直営のレンタルショップで貸し出しされることがほとんどなので、比較的、新しいギアを借りられる点も大きなメリットと言えるでしょう。
(3)webレンタル店などで事前に借りる
ネットで検索すると、レンタル専門のショップが多数あります。シーズンレンタルだったり、数日間のレンタルだったり、その種類は様々ですが、自宅に届くことがほとんど。
移動の手段が車ならあまり気にならないかもしれませんが、電車の場合はスキー板を持って混雑した駅構内を歩くことを想定して判断しましょう。
また、購入する場合同様、シーズンに何回滑りに行くかで、どちらがお得かが変わってくるので、購入vs通常レンタルvsシーズンレンタル、といったところで検討してみてください。
主なスキー場のレンタル料金の相場
参考として、国内の主なスキー場のスキー・スノーボード板セット(スキー:スキー板、ブーツ、ストック/スノーボード:スノーボード、ブーツ)やウエアのレンタル料金(大人1名・1日)をご紹介します(2023年12月現在)。
軽井沢スノーパーク(群馬県) | スキー・スノーボードセット:4,500円 ウエア上下:4,500円 |
舞子スノーリゾート(新潟県) | スキー・スノーボードセット:5,500円 ウエア上下:4,500円 |
丸沼高原スキー場(群馬県) |
スキー・スノーボードセット:5,500円 |
スノーパーク イエティ(静岡県) | スキー・スノーボードセット:5,400円 ウェア上下:3,600円 |
スキージャム勝山のレンタル最新情報
ここからは、最長滑走距離5,800mを楽しめる「スキージャム勝山」(福井県勝山市)のレンタルスキーの最新情報をご紹介していきます。
詳しくはレンタルページをご覧ください。レンタルを上手に活用し、人気のスノーリゾートでのスキー&スノーボード旅をお楽しみください!
レンタルスキー料金表
スキージャム勝山のレンタル用品の料金は下記の通りです。
■スキーorスノーボードセット |
大人:5,500円 |
■フルセット |
大人:13,000円 |
■スキーorスノーボード板 |
大人:3,500円 |
■ウエア上下 |
大人:4,500円 |
■ブーツ |
大人:3,500円 |
■ストック |
大人:1,000円 |
レンタルの特徴
(1)最新のおしゃれウェアがたくさん
最新のおしゃれなレンタルウェアを600着以上ご用意しております。あなたの感性にぴったりの一着がきっと見つかるはず!
レンタルウェアは同じものばかりと思われているかもしれませんが、たくさんの種類からお選びいただけるので友達同士で被らずにレンタルしていただけます。
(2)スキー板はアトミックのカービングスキーをご用意
スキー板は最先端の技術を誇る一流メーカー「ATOMIC(アトミック)」のカービングスキーなど、1200セットを在庫としてご用意しております。
カービングスキーとは、かつては上級者のテクニックだった雪面を強く捉えて雪を切って進むカービングターンを容易にした、現在主流のスキー板です。
スキージャム勝山はバラエティーサイト、ファンタジーサイト、イリュージョンサイトと豊富で多彩なコースがあるので、ぜひいろんなコースでカービングターンをお楽しみください。
なお、サイズは大人用が140~170cm(10cm刻み)、ジュニア用が90~130cm(10cm刻み)と豊富に取り揃えております。
(3)世界初、バートン「STEP ON」レンタル
スノーボードのレンタルは、一流ブランドの「Burton(バートン)」を1200セットご用意。サイズは大人用が135〜165cm(5cm刻み)、ジュニア用が90〜130cm(10cm刻み)と豊富に取り揃えております。
スキージャム勝山では2020年度より、Burton「STEP ON」と呼ばれるブーツ&ビンディングシステム搭載商品のレンタルを開始しており、当時、レンタルとしての採用は世界初でした。
STEP ONとはその名の通り、ビンティングを踏みつけるだけで板を装着できるもので、少し慣れたら、リフトを降りてそのまま滑り出すことができます。
装着に時間がかからないため、滑る時間を増やすことができますし、座ったりせずに装着できるので疲労軽減にもつながると好評です。
一方のスノーボード板もBurtonが開発した初心者専用の商材で、ターンの習得に最適。ターンしやすく、転びにくい構造をしたスノーボード板とSTEP ONとをあわせれば、上達への最短な近道となりそうです。
さらに、スキージャム勝山のスノーボードスクールは、このBurtonの板の特性を生かしたレッスンカリキュラムを採用。最短でターンを習得したいとお考えの方は、ぜひスクールへご入校ください。
(4)お子様向けレンタルも充実!
スキージャム勝山は、お子様向けのレンタルも充実しています。スキー&スノーボードの板やブーツのセット、ウエアなどはもちろん、ヘルメットやそりのレンタルもございます。
お子様が安心して滑れる人気のキッズパーク「ビキッズパーク」もありますので、ぜひお楽しみください!
お子様向けレンタルについては、こちらのページでさらに詳しく解説をしています。
お子様と一緒にスキーやスノーボードを楽しみたい方に、ぜひおすすめしたいのが子供用のレンタルスキーです。子供はすぐに身体が大きくなるので、1シーズンに何度も滑らないのであれば、ウェアやスキー板、ブーツなどはレンタルで準備するのがおすすめです。[…]
(5)スキー・スノーボードをどちらも楽しむ!
「午前中はスキー、午後はスノーボードを体験したい」などをご希望のお客様は、スキーレンタルをボードレンタルに変更できる「チェンジレンタル(1回1,200円)」をご利用いただけます。
もちろん、ボードレンタルからスキーレンタルへの変更も可能です。
(6)手ぶ楽パックは小物プレゼント!
スキージャム勝山では手ぶらでスキー場に来れる「手ぶ楽パック」をご用意しています。
「手ぶ楽パック」とはスキーorスノーボードセット、スキーウエア上下セット、グローブやゴーグルなどの小物を揃えた用品がワンセットになっており、さらに、リフト1日券が付いた、とってもお得なパックです。
しかも、小物は返却の必要なし。レンタルとはなっていますが、そのまま、お持ち帰りいただけます。
レンタルの流れ
最後に、スキージャム勝山でのレンタルの流れをご紹介します。滑走当日スムーズにレンタルをして、なるべく長い時間ゲレンデで滑走できるように、事前に流れを把握しておきましょう!
事前準備
スキーやスノーボード用具は滑る人の身長や体重などで、レンタルに最適なサイズなどが異なります。
フィッティングスタッフがお客様に合わせた調整を行いますが、事前にご自身の身長、体重、足のサイズなどを把握しておくと、レンタル時の手続きがスムーズです。
スキージャム勝山ではレンタル品のWEB申込も行っておりますので、滑りに行く日が決まったら、WEB申込をしておくと、さらにスムーズです。WEB受付はこちらのリンクからお申し込みください。
スキー場で
スキージャム勝山に到着したら、レンタルプラザにお越しください。レンタルプラザ到着後の流れをご説明していきます。
(1)到着したら
WEBで事前にレンタル申込をされたお客様は、メールに届いているQRコードを読み取り機にかざしてください。事前申込のないお客様は専用端末で必要事項を入力していただきます。
(2)お支払い
事前申込で「お支払い方法」を「現地決済」にされた方は現地で現金、QRコード決済、電子マネー、交通系IC、クレジットカード等を選択できます。
事前申込で「お支払い方法」を「クレジットカード」にされた方は現地でのお支払いは不要です。
(3)レンタルウエアに着替える
お好みのレンタルウエアを選びます。試着ができますので、サイズやデザインなど、お気に入りの一着をお選びください。選んだあとは更衣室で着替えます。
(4)ブーツを選ぶ
貴重品以外はロッカーに入れ、ブーツコーナーでレンタルブーツを選びます。試履をして、サイズ感を確認してください。
(5)スキー・スノーボード板を選ぶ
ブーツが決まったら、ブーツを手で持ってスキー&スノーボード板のコーナーへ。板のビンディング調整を行います。
※スノーボードレンタルの場合はブーツを履いてから板を受け取りましょう。
(6)ポール(ストック)を選んでゲレンデへ!
レンタルプラザ入口に様々なサイズのポールをご用意しております。一般に、直立してストックを持ったときに肘が90度になる長さがピッタリと言われています。
(7)リフト券の買い方
リフト券はすべての準備が完了したら、リフトに乗る前にお買い求めください。なお、「手ぶ楽パック」をご利用のお客様は、レンタルプラザ受付時にお渡ししております。
(+α)キッズ&初心者ゲレンデの「ビキッズパーク」もあります!
お子様が安心して滑れる人気のキッズパーク「ビキッズパーク」もありますので、ぜひお楽しみください!
動く歩道のムービングベルトを使えば、リフトに乗れなくても、楽々ゲレンデを登れます。ビキッズパークご利用のお客様はそりレンタルが無料になる点も要チェックです!
ビキッズパークについて詳しくはこちらをご覧ください。
滑り終わったあとは
たっぷり滑ったあと、日帰りのお客様はレンタルプラザにウエアやスキー板をご返却ください。宿泊のお客様は宿泊先にお持ちいいただきます。
お預かりの場合はクロークにて1泊1,000円でお預かりいたします。
断然お得なWEB前売券販売中!
事前にWEBでリフト券を購入すると、当日は自動発券機でリフト券がもらえるので、リフト券売場に並ばず、すぐにリフトに乗車できます!
WEBリフト券のご購入はこちらをご覧ください。
ぜひ、この冬はレンタル充実のスキージャム勝山で、最高のウインターライフをお楽しみください♪